2012年9月7日金曜日

アトリウムプロジェクト前期

ブログ更新が遅れましたが、アトリウムプロジェクトは、8月18日から2週間、案をつめ、材料から施工法までの検討を行いました。
夏休み前の案を前提に、繰り返し2ー3人のグループで案を出し、全体で話し合い、最後には一つのまとまった案が出来上がりました。

<アトリウム案 話し合いまとめ>
・建築の中の「ケンチク」
自分たちで、何かしら空間を持つ造形を作りたい。それが自分たちの「ケンチク」だとすると、アトリウム空間の中に作る「ケンチク」とは、どんなものなのだろうか。

→構造はアトリウムに依存するが、独自の空間を持つ。

→雨、風をしのぐ必要がない。天井、壁、床といった強固なものはアトリウム空間が持っているので利用すればいい。イメージとしてやわなものでいいのではないか。

さらに、この「ケンチク」は2日間しか使われない事、材料費、理工展までしまっておく収納性などについて考えた結果、現在の案となりました。
<決定案> 
アトリウムのコンクリートセパ穴に金具を取り付けてワイヤーをはり、大きな長方形の面を吊るす。その面を24枚、45cmピッチで吊るし、ボイドをあけ空間をつくる。

・モックアップによる材料選択、施工法検討の様子、セパ穴
 

・ボイドの開け方スタディ(模型)

 ・ボイドモックアップ


 
 ・実際に吊ってみるとあらゆる問題点がわかる 

・モックアップを前に話し合い、ボイドの開け方は再検討する事に。
自分たちが見てみたい空間、この方法だからこそ作れる形とはなにか。



次回は9月8日から始まります。
アトリウムプロジェクト後期、完成へ向けてがんばりましょう!




0 件のコメント:

コメントを投稿